過失相殺

過失相殺の注意点

投稿日:2017年8月8日 更新日:

過失相殺(過失割合)は、交通事故の加害者側の契約している保険会社から、被害者に対して示談交渉の際に提案されます。

過失相殺は示談交渉がポイント

過失相殺は、保険会社からの提案=決定ではなく、あくまでも被害者側との話し合いによって最終的な数値が決定されるものなのですが、事故後の精神的および肉体的なダメージなどもあって、よくわからないまま了承してしまうことも少なくないようです。

示談が成立してしまいますと、後から申し立てても過失相殺などを覆すことは非常に困難です。唯一、示談成立後でも認められているのは、示談成立後に新たな後遺障害が認定された場合のみとなっています。

そのため、示談の交渉時にできるだけ冷静に話し合うことが大切ですが、事故そのものを俯瞰して見ることが可能な第三者、例えば交通事故の示談交渉を得意とする弁護士などに依頼するのもひとつの方法です。

過失割合をゼロにするためには?

過失割合(過失相殺)は、自身に過失がないことをきちんと証明して、加害者側の保険会社に対して認めてもらうことで、ゼロにできる可能性があります。

1.加害者側の違反

自動車同士の交通事故では、両方の車が動いていた場合は、被害者側であっても過失がゼロになることはありません。例外的に、加害者側が無免許運転をしていたり、酒気帯びや飲酒運転などの交通違反があった場合には、被害者側の過失がゼロになることもあるようです。

2.実況見分調書

実況見分調書とは、交通事故の状況を警察が調べて書類としてまとめたものです。保険会社が過失割合を決める際の資料として使われます。この実況見分調書の内容次第では、過失割合が変更することも考えられるため、実況見分調書の作成時に、弁護士などの専門家にチェックしてもらうケースもあるようです。

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